高出力密度サーバーの需要が高まるにつれ、システムを最適な動作温度内に保つ効率的な液冷の必要性も高まっています。ポンプ技術の最適化は、システム性能の向上とエネルギー消費量の削減の鍵となります。
当社のスマートポンプは、冷却負荷と計算負荷を正確に一致させるように設計されています。統合された高効率モータと高度な制御モードにより、特に低負荷時にエネルギーの無駄をなくし、水の消費量を削減する需要主導型の運転が可能になります。
主な特長：
可変速運転により、特に低負荷時のエネルギー消費を最小限に抑え、液体バイパスの必要性を排除します。
マルチポンプセットアップのインテリジェントなカスケードにより、冷却需要が変動しても、ポンプが最適な効率ポイントに近い状態で運転されます。ASHRAE TC 9.9 Technical Bulletin on Liquid Coolingによると、これらのセットアップにアクティブな冗長性を組み込むことで、CDUポンプの故障からプロセッサースロットリングまでの時間が23秒と短い場合に、外部コントローラなしで冷却を維持することができます。
ダイレクトセンサー技術は、高速応答と正確な温度制御可変速ポンプを提供し、最適なクーラント流量を実現します。
統合された制御ロジックは、温度変化に合わせて自動的に調整することで設置を簡素化し、エネルギー使用量を削減しながら一定の温度を確保します。
内蔵の温度制御プログラムにより、設置やデバッグが効率化され、冷却運転の効率と信頼性が向上します。
NBGE & CME – 実績のある、効率的でインテリジェントなソリューション
グルンドフォスのNBGEおよびCMEポンプは、精密な冷却用途における50年の経験に基づき設計されており、信頼性と効率を保証します。これらのインテリジェントなEポンプソリューションは、リアルタイムの需要に適応し、ライフサイクルコストとCO2排出量を最小限に抑えます。
- ポンプ、モータ、VFDを統合し、最も効率的な需要駆動運転を実現。
- 温度差一定制御、差圧一定制御、温度一定制御、圧力一定制御のための高度なアルゴリズム。
- データセンターの二次ループで一般的に使用される液体冷却流体用に最適化されており、運転温度20℃～50℃の高粘度流体にも対応可能（戻り温度が61℃に達するデータセンターもあります）。
- NBGEは直動式かつ、カップリングを使用していないため現場で面倒な芯出しが不要で、コンパクトな設置が可能。
- NBGEとCMEに事前に取り付けられたセンサにより、設置や監視を効率化。
実績ある今日 +
明日への備え
グルンドフォスがOEMやシステムビルダーのお客様のビジネスにおいて、どのように信頼できるパートナーとなり得るかをご覧ください。
スマートポンプがネットゼロに向けたCO2排出量の削減に貢献する方法
グルンドフォスのサステナビリティ・アプローチが、企業のビジネスモデルの構成要素として有効である理由を示すホワイトペーパーを作成しました。大幅な省エネ、信頼性とシステム性能の向上は、CO2排出量の削減に貢献するメリットの一部にすぎません。お客様が得られる全てのメリットをご確認ください。